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みんなの船旅レポート

津軽海峡エリアの鯨類紹介 津軽海峡エリアの鯨類紹介

津軽海峡エリアではイルカ等の鯨類を見ることができるのはご存知でしょうか?
津軽海峡フェリーでは、北海道大学鯨類研究会様の津軽海峡鯨類目視調査の実施に協力しております。
本ページでは、北海道大学鯨類研究会様ご協力の下、津軽海峡エリアで見られる鯨類たちをご紹介いたします!

北海道大学鯨類研究会とは?

北海道大学鯨類研究会とは、北海道大学函館キャンパス(水産学部)の学生を中心とした
学生研究団体として、下記の活動を行っています。

津軽海峡での鯨類目視調査

函館―青森航路において、「いつ、どこで、どんな鯨類が見られるのか?」
ということを知るための目視調査を行っています。

学校祭への出店

毎年10月に北大函館キャンパスで開催される「北水祭」に参加し、研究報告や自作の骨格標本・模型展示、くじら肉の販売やくじら料理の提供などを行っております。毎年多くの方にお越しいただき、北水祭の目玉となっています。

ネズミイルカの混獲調査

ネズミイルカは北海道沿岸に生息する小型のイルカで、頻繁に漁師の網に侵入してしまいます(これを混獲といいます)。北大松石研究室と合同で、道南の定置網で混獲されるネズミイルカの調査、保護を行っています。

水族館研修

おたる水族館にて、魚やイルカの扱い方を研修しています。

学会・研究会での成果発表

目視調査などで得られた研究成果を、日本セトロジー(鯨類学)研究会や、函館アカデミックリンクなどの学会・研究会で発表し、様々な賞を頂いています。

ストランディング個体の解剖調査

鯨類が混獲・座礁・漂着することをストランディングといい、死亡個体は学術標本採取のため解剖を行います。本会はその解剖に参加し、鯨類の体について学んでいます。

目視調査からわかったこと

「いつ、どこで、どんな鯨類が見られるのか?」ということを知るために、津軽海峡フェリー函館・青森航路に定期的に乗船し、船から見られる鯨類の種類・頭数・発見位置などを記録しています。この調査によって、鯨類の生態や、資源量を推定することができます。北海道大学鯨類研究会では、津軽海峡フェリー株式会社の協力のもと、2003年より津軽海峡鯨類目視調査を実施しています。

イルカとクジラの違いは?

イルカもクジラも「クジラ目」です。
そして、クジラ目は大きく2つに分けられます。

ハクジラ

歯を使ってイカや魚を捕まえます。

ヒゲクジラ

ヒゲクジラは歯の代わりに繊維質でできた板(ヒゲ板)が生えており、それをフィルターのように使って、オキアミや魚を捕らえて食べます。

ハクジラの中で、平均体長が4m以下の種を
イルカと呼んでいます。

大きいのがクジラ、小さいのがイルカ

イルカとサメの違いは?

サメは魚類、イルカ・クジラは哺乳類

【哺乳類とは?】

私たち人間と同じように母乳を飲んで育つ動物のこと

イルカの鼻はどこ?

ここ! 頭の上にあります。

イルカやクジラは水中で呼吸できません。
なので水面で呼吸がしやすいように、
鼻が頭の上にあると言われています。

津軽海峡の鯨類たち

北海道大学鯨類研究会では、津軽海峡で鯨類目視調査を行っています。
普段、津軽海峡で主に発見される5種類について紹介します。

    カマイルカ

    [サイズ]体長約2m
    [出現時期]4月から6月

    • ジャンプが大好き!
    • 時には100頭以上の群れも…!
    • 津軽海峡で一番多く見られる種類
    • フェリーに乗れば会えるかも!

    イシイルカ

    [サイズ]体長約1.7m
    [出現時期]4月から6月

    • 水面を切るように游いだときにできる特徴的な
      水しぶきで発見!
    • シャチの子供に間違えられることも…

    ネズミイルカ

    [サイズ]体長約1.5m
    [出現時期]4月から8月

    • 背中しか見えない! だから見つけるのはとても難しい
    • 北海道沿岸に多く生息している種類

    ミンククジラ

    [サイズ]体長約8m
    [出現時期]1月から7月

    • ヒゲクジラの仲間
    • まるで潜水艦のように見えます
    • 日本で食べられているクジラの一つです

    シャチ

    [サイズ]体長約6.5m レアキャラ

    • 海の王者(イルカを食べる群れも)
    • 本調査によって津軽海峡で26年ぶりに発見される
    • 発見は4例のみ

    フェリーに乗ってクジラ探しに出かけてみませんか?制作 北海道大学鯨類研究会  
    協力 津軽海峡フェリー株式会社

津軽海峡の鯨類に関するご質問

津軽海峡で見られる鯨類は世界中にいるの?

津軽海峡で主に見られるカマイルカは、北太平洋全域に生息しており、オホーツク海ではサハリン沖でも見られ、夏に北上し、冬に南下するそうです。また日本近海にはいくつかの系群がいることもわかっています。

ミンククジラは氷縁域から熱帯海域まで広く分布していますが、日本近海の系群は繁殖のため少なくとも北緯30℃以南の低緯度海域を回遊し、夏季には大部分がオホーツク海を回遊するそうです。

津軽海峡では鯨類の他にどのような生物が見られるの?

キタオットセイ

海鳥(ミツユビカモメ)

オットセイのほか、ウミネコやウミガラス等の海鳥が見られ、ふとした時に窓の外を眺めれば、ステキな出会いがきっとありますよ!

北海道大学鯨類研究会 連絡先

〒041-8611 北海道函館市港町3-1-1
北大松石研究室気付

e-mail
hucr@fish.hokudai.ac.jp
web
https://hokkaido-u-cr.jimdo.com